Lightsail上のWordPressサーバーでSSL/TLS接続する(Bitnamiスタックから)

ハイ!としあきです。

前回はAWSの登録からDNS登録してドメイン名でWordPressサーバーにアクセスするまでを書きました。

今回はSSL/TLS接続する方法です。

1. なぜSSL/TLS接続対応するのか?

URLがhttp://で始まるhttp通信は暗号化されていません。Google Chromeさんからは信頼できないサイト扱いされます。別のサーバーにアクセスする時も安全性が保証されません。

また、http通信の新しいバージョンであるhttp/2ではhttpsが必須です。http/2が使えないままだと圧縮した通信ができず転送量、リクエストが多くなり非効率です。

社外サイトではもはや必須の対応なのでやっていきます。

2. 設定方法

AWSのサイトに説明が記載されています。

Amazon Lightsail の Bitnami スタックに SSL 証明書をインストールする

https://aws.amazon.com/jp/premiumsupport/knowledge-center/linux-lightsail-ssl-bitnami/

すでにLightsailでサーバー構築して、静的IPアドレスをアタッチ済みですので次の作業です。

WordPressサーバーにコンソールログインします。

サーバー上で静的IPがマッピングされている事を確認します。

host blog.toshiakitabata.com
blog.toshiakitabata.com has address xx.xx.xx.xx

Bitnami HTTPS 設定ツールを実行します。

バッチ処理で以下の作業を全て行ってくれます。

  • Bitnami スタックで HTTPS 証明書を設定する
  • 証明書の自動更新を作成する
  • HTTP から HTTPS へのリダイレクトをセットアップする
sudo /opt/bitnami/bncert-tool

これでLet’s Encryptによる無料の証明書を自動で更新しながらのhttpsでのアクセスができます。

https://blog.toshiakitabata.com/

バッチ1発で済むので非常に楽です!

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