こんにちは。としあきです。
2021年5月にWordPressを始めてみて、何に戸惑ったかというと、標準で使えるエディタが2種類存在していることです。
今WordPressを始める前に必要な知識として知っておいた方が良いと思います。
今回はWordPress初心者である私が、この2つのエディタの違いと私の見解をあげてみます。
最初に結論を述べます。
POINT
- テーマを選択する際は、Gutenbergに対応したものを選びましょう
- Gutenbergに対応したプラグインを選びましょう
- 参考情報がGutenbergを対象にしたものか確認しましょう
目次
クラシックエディタとGutenbergエディタの存在
WordPress5.0からGutenbergというエディタが標準になりましたが、以前のエディタもクラシックエディタとして切り替えて使用したり、クラシックブロックとブロック単位で使用することができます。
今はまだ過渡期であり、2022年にクラシックエディタが廃止予定ということを知りました。
使い勝手、使える機能がかなり異なっており、WordPress5.7から使い始めた身からすると編集機能を調べてもどちらのエディタの情報かなかなかわかりませんでした。
クラシックエディタのメリット、デメリット
メリット
- 過去のクラシックエディタ用の追加機能がそのままの使い方で使える
過去のナレッジやプラグインがそのまま使えるのは利点です。 - 過去にクラシックエディタで作成した投稿を同じ編集機能で編集できる
これは今まで投稿をしてきた人には重要ですね。過去の投稿をGutenbergエディタに置き換えられればいいですが、プラグインとかバリバリ使っているとGutenbergでは編集できないと思います。 - Gutenbergに対応していないプラグインや機能も多い
これが初心者には悩みの種でもあります。便利機能として紹介されていてもGutenbergで使えなかったりします。
デメリット
- クラシックエディタは廃止予定で将来性がない
これは個人としては最大に影響するものだと思います。
Gutenbergエディタのメリット、デメリット
メリット
- ブロック毎に作成して管理することで機能分離しやすい
プラグインもブロック単位で挿入するので、どうやって使えばいいかはわかりやすいと思います。 - グループ化することで複数ブロックを一括で操作できる
MS Wordなどでオブジェクトをグループ化する機能がありますが、こちらは段落をも含めてグループ化できます。 - 再利用ブロックを使用することでテンプレートとして使用したり、サイト内で横断的に同じブロックを使用できる
これはなかなかすごい機能だと思いました。グループを再利用ブロックに変換することで、同じ部品を複数箇所に配置できる上、再利用ブロックの変更も一括で反映されます。CTAなど広告管理を自前でできます。 - Markdown記法をサポートしている
ある程度ですが、Markdown記法をサポートしています。見出しやリストなど作成するのが楽です。
デメリット
- 標準では装飾機能が乏しく、無味乾燥な投稿になりやすい
ブロック単位では背景色を変更したりすることができますが、あまり機能がありません。また、一部文字列を選択して装飾する機能も色変更、太字変更などはできますが、下線がないのが意外でした。プラグインを入れないとできないのは残念です。 - 現状Gutenbergに対応していない、もしくは非推奨なテーマがある
過渡期ならではですが、有料テーマでも方向性が分かれています。積極的にGutenbergに対応しているテーマ、クラシックを推奨しているテーマがあります。 - クラシックエディタを使い慣れた人や、過去の投稿が多い人は使い勝手が異なり戸惑いやすい
新規で始める人はいいんですが、以前から使っている人は過去の機能と違うため、戸惑ったり、今まで使っていた機能が使えないと困りますね。

私の見解
将来性を考えてもGutenberg一択です。
互換性を考えてクラシックエディタが使えるようになっていますが、今から始めるならGutenbergで作成していくのがイイです。
そのためにも重要なことは以下です。
POINT
- テーマを選択する際は、Gutenbergに対応したものを選びましょう
- Gutenbergに対応したプラグインを選びましょう
- 参考情報がGutenbergを対象にしたものか確認しましょう
皆さんも良いWordPressタイムをお過ごしください。
ではまた。